会社沿革

 2001年〜 ガラケー初期

株式会社GClueは、2001年にサービスが始まったiアプリに合わせて会社を設立しました。設立時のビジネスは、公式サイトへのゲームアプリ提供をおこなっています。DoCoMoのiモードを皮切りに、AUのEzWeb, J-PhoneのJ-Sky Web向けに、Javaアプリケーションの提供や、Brewアプリケーションの開発などもおこない、2001年〜2005年の間に、約300本程度の携帯電話向けアプリケーションの企画開発をおこなった実績があります。三菱電機のDシリーズには弊社アプリケーションがプレインストールされ、松下通信工業のグローバル端末向けに、Javaゲームをプレインストールして世界市場への出荷などをおこなっていました。


2005年〜 ガラケー中期

ガラケーの中期では、無料3Dゲームゲームサイトを企画・開発・運用をおこないました。弊社のサービスローンチの1ヶ月前に、モバゲーがリリースされ、時代はまさに無料コンテンツ時代に突入します。弊社の開発した無料3Dゲームゲームサイトでは、独自のBrowserを導入し、獲得したポイントで3Dゲームを無料でプレイできる広告連動型のシステムを構築し、運用しました。また、その時開発したBrowserは、BEKO BrowserとしてWillcomの携帯電話に搭載されるにいたりました。3Dゲームも三菱電機の携帯電話にプレインストールし、出荷されるにいたりました。



2008年〜 ガラケー後期

ガラケー後期では、各社のソーシャルプラットフォームの開放によりソーシャルゲームの開発をおこないました。Mixiゲーム向けにはサービスリリース時にアプリを公開しました。各アプリは、Google App Engineをベースに開発し、リリース初日からのMixiユーザからの大量流入にもクラウドがスケールし、Google App Engineでの世界初のモバイルでのスケール事例になりました。登録ユーザは、短期間に登録ユーザも数百万規模になり、数百万のユーザのスコア管理やSocialグラフの連動をGoogle App Engineベースで運用しました。



2008年〜 スマートフォン初期

2008年のAndroid発表直後より、Androidアプリの開発をおこなってきました。また、iPhoneアプリの開発もおこない, iKotoはiTunes Storeで国内1位、世界 50位にランクインするヒットアプリとなりました。

また、同時にスマートフォン向けのミドルウェアの開発も開始し、HTML/JavaScript/CSSでアプリ開発が可能なアプリ実行プラットフォームであるDroidgeの開発をおこないました。国内メーカーでのAndroid第一号機となったSharp IS01向けにDroidgetは採用され、その後 au向けのIS03,IS04,IS05や、DoCoMo向けのLYNX SH-10Bにも搭載され、トータルで200万台のスマートフォンにプレインストール出荷されるにいたりました。


2014年〜 IoT/ものづくり

2014年からは、会津若松市内に築100年の蔵を借りて、ものづくり工房「Fab蔵」(2014年〜2016年)をオープンしました。3D Printerやレーザーカッターなどの工作機械を設置し、ハードウェアのハンズオンやIoT機器の開発などをおこないました。その成果としてできあがったハードウェアのプロトタイププラットフォームのFaBoは、この活動の成果で法人化するにいたりました。


また、それと平行して、IoTのフレームワーク開発をおこなっています。その中でも、Device Web API Managerは、NTTドコモにより開発されたDeviceConnectをベースに、様々な機器がRESTfulでシームレスにつながるフレームワークです。

また、AWSをベースに、iBeaconやGPS等の位置情報を解析する大規模クラウドの構築などをおこなっています。また、iBeaconに関しては基板の設計からシステムの構築まで、様々な位置情報をベースにしたシステムや実証実験などを手掛けており、国内でもトップクラスの実績とノウハウを保有しています。



2017年 AI x IoT

DeepLearningの大きな可能性に魅了され、2017年よりDeepLearningを制御の軸とするRobot Carの開発を開始します。その成果物としてAIラジコンの製品化をおこない法人や企業向けにAIラジコンを用いたDeepLearning研修を実施するにいたっています。2020年からは、約20個の深層学習をリアルタイムにパラレルで実行して自動走行するためのフレームワークの開発を開始しており、深層学習を軸とした自動運転に大きな可能性を感じると同時に、その技術の発展に貢献できればと考えています。